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がん治療の未来探る 徳大病院フォーラム、アロマなど効果説明
がん治療の未来を考える市民公開講座「徳島大学病院フォーラム2007」(同病院、徳島新聞社など主催)が十三日、徳島市内のホテルクレメント徳島で開かれ、がんの補完代替医療の可能性を探る講演に約七百人が耳を傾けた。住吉義光・四国がんセンター第一病棟部長は、がんの補完代替医療に使われるサプリメントや健康食品について、医学上の意義や利用上の注意点を説明。「ヒトを使った臨床試験で安全性や有効性が確認されているかなど信頼できる情報を集め、主治医に相談した上で自己責任で使用することが大切」と指摘した。
今西二郎・京都府立医科大大学院教授は、病状の緩和やストレスの軽減に効果があるとされる「メディカル・アロマテラピー」の医療分野での実用例を紹介した。
このほか、徳島大学病院が昨年六月に開設したがん診療連携センターと、二月に開設予定の補完代替医療室の取り組みについて、近藤和也センター長と楊河宏章室長が説明した。